今回のエキシビでもっともエンタテナーぶりを発揮してくれたにはベルネル君でしたvピンク・パンサーのコミカルな演技に加えて、”日本”と書かれた日の丸鉢巻を巻き…って、逆さだよ〜(大笑)読めないからしかたないよね(^^;)
 高橋くんはトリノのSPで滑ったムーラン・ルージュ。スケーティングに余裕があり、気持ちも乗っていて、とても素敵でした!この1年間の成長ぶりを実感しました。エキシビでキム・ヨナと競演してくれないかなあ。
 圧巻の演技を見せたのは申雪・趙宏博ペア。金メダルをとったあとプロポーズして、世界一美しく幸せなペアです。技術的には素晴らしいものを持っていてもなかなか芸術点が伸びなかったペアが大怪我、引退の危機を乗り越え、まろやかな演技力を身につけ優勝→結婚!!誰か彼らを映画化してくれませんか(^^)アンコールの短い演技もダイナミックな演技で魅了してくれました。彼らもアイスダンス優勝のデンコワ・スタビスキー組も引退ですかね……もったいない&寂しいなあ(浅田、安藤のフリーの演技やインタビュー、ゲストトークを流すなら、ペアとアイスダンスのせめて金メダリストのフリーの演技を見せてくれーーーっ!)。
 申・趙組の次に演技の美姫ちゃん。出待ちのときカーテンから会場を覗いた顔が「いいな〜幸せそうな二人…」という感じで可愛かったです(笑)そして、絢香の生歌に乗せてのスパイラル、綺麗で大好きですv

「あ〜、早く(グランプリシリーズの始まる)10月にならないかなあ」と呟いたら、ダンナが「ダメだよ!」と。そうそう、野球シーズンが始まったばかりですもんね。
 そういえば、一昨年、マリーンズが優勝したのと高橋がアメリカ大会で初優勝したのとは同じ日だったなあ(←この日のスポーツ新聞は買ってしまった)
 マリーンズは日ハムと開幕2連戦。1戦目は満塁打で追いついたあと(ズレータ様様)雨天コールド。2戦目はお互い必勝リレーでつないで延長12回無得点のまま引き分け。一昨年王者と昨年王者が両者一歩も退きませんよ。いきなりヒートアップで楽しみなシーズン明けになりました。
 甲子園は室戸が報徳を破り旋風を起こしそうな予感?
 長年、圧倒的な実力で銀盤を制覇してきたロシア勢のプルシェンコとスルツカヤが休養に入り、男子も女子も混戦模様の今大会。女子フリーも大波乱が待っていました。
 中野はトリプルアクセルに挑んだものの転倒。その後はちょっと雑さが目立ったなあ。
  最終グループの最年長は20才のコストナー。彼女以外は全員10代なんですね(@_@;)
 期待のコストナーも転倒し、つづいてエミリー・ヒューズも……。ピリピリした空気の中で登場したキム・ヨナは研ぎ澄まされた美しさで「あげひばり」を舞い、空気を変えたかと思ったのですが、後半でまさかまさかの転倒2回!最後の1分は「頑張って〜」と祈るように見ていました。
 崩れるときはドミノのように転倒が続く大会ってあるんですよね……大丈夫かなあと、不安いっぱいで真央ちゃんを見ていたのですが、着地でふらついた以外はほぼノーミス。良かった良かったv
 キミーも繊細な美しさを発揮していて良かったんですけど、演技の幅を広げてほしいかなあ……。
 ラストに登場の安藤。凄いプレッシャーがかかったと思いますが、落ち着いた滑りを見せてくれました。僅差で浅田をかわして優勝。ヤグvsプルのときようにキム・ヨナと浅田真央の金メダル争奪戦の時代がやってきたかと思っていましたが、まだまだ分かりません(^^)
 いかに天才といえどショートとフリーを良い演技で揃えるということは難しいことだと痛感。それを可能にしたジュベールと安藤が金メダル。納得の結果です。
 それにしても女子は東洋人が世界大会の表彰台を独占。5位以内に4名ですよ!地の利があったとはいえ凄いことです。私はクリスティーナ・ヤマグチやミシェル・クワンのように東洋系独特のまろやかな美しさを持つという点で浅田真央の演技が一番好きかなあ。
 これからオフ・シーズン。う〜ッ、グランプリシリーズの開幕が今から楽しみだぞ〜ッ。
 コストナーが銀盤に帰ってきました。カノンに乗せて舞う彼女は美しさに磨きがかかりましたね。吸い込まれるように見てしまいました。
 キム・ヨナは最初硬いかなと思ったのですが、ジャンプが決まるたびにどんどん乗ってきて、この大舞台で自己ベスト更新かあ。流石〜〜〜!!! 
 中野のSAYURIも良かったですvキミーも素敵な笑顔で演技が終われて良かったv ミキティは結果を知ってから見たので安心して見ていました(^^;)。真央ちゃんのノクターンはシーズン当初から完成度が高かかっただけに残念。エミリーは彼女らしい陽気なカルメン(^^)
 コストナーや安藤などトリノでプレッシャーに苦しんだ人たちが生き生きと実力を発揮する姿が見られて嬉しかったです。
 ちゃんと見ましたよ♪
 まずはベルネル!!チェコから凄い選手が出てきましたね〜v曲とダイナミックな滑りが合っていて、風格すら感じました。来季以降が楽しみ。
 最終組の最初はライザチェク。ダンナが「ハリウッド俳優みたい」と言ってましたが、確かに〜(^^)。曲がカルメンなのでどうしても今までの名選手と比較してしまい(最近の男子だとプルとか)、見る目が厳しくなっちゃいますね。迫力不足だったかな…。
 ウィアーは点数は伸びなかったけど、彼にしかできない繊細な表現力と美しい滑りにうっとり。キス&クライでは氷上とは一転した笑顔で日本語を話してましたねv
 そして、ランビエール!!!!!!
 情感と気迫溢れるフラメンコ。素敵すぎますーーーーッ。ラストの超高速スピンは息をのみました。ジャンプのミスも霞みますよ。これで完成度を上げていったら…と思うとクラクラします。
 SPでもランビの次だったジュベール。皮肉なもんですね。FRは巧くまとめたな…という印象。でも、ランビの素晴らしい演技の興奮が残る中で、それができるってことは凄いことですけれども。
 クワトのお手つき以外は、ほぼノーミスで滑り切った高橋くん、お疲れさま〜〜〜(^^)フリーの1位は吃驚したけど、滑り終わったあとに重圧から解放されて、ぼろぼろ流れる涙を見たら、ただただ拍手を送るしかありません。銀メダル、良かったね。織田くんとの競争を来季も楽しみにしてます。
 ラストに登場のバトル。混戦のなか逆転を狙ったクワトに失敗して、リズムを崩しちゃったかな……滑り終えたあとの表情が痛々しかった。大好きな優雅な滑りとジェフくんの満面の笑顔がまた見たいです。
 メダリストたちが軽々と4回転ジャンプを決めたソルト・レイクから5年。再び4回転が飛べて当たり前の時代がやってきたといわれます。でも、スピンやステップで魅了できる選手って、大崩がなく印象が残るので、やはり強いな。
 アニブリ見てたら、男子SP前半見られず、ジェフが高得点を叩き出したあとでした……あうあう。というわけで、織田くんがこけたのも見ていません。
 トップのジュベールは躍動感に溢れてましたね〜v007も2年目ですし、曲にもあってなり切ってます。ボンドといえばジュベール!と思い浮かべてしまいそう(フランス人だけどね ^^)。
 ウィアーはちょっと息切れ気味だった?フリーのスタミナ大丈夫かなあ。
 高橋くんはちょっとジャンプでふらついたけど、そこから持ち直した精神力は流石です。フリーもがんばれ〜♪
 と、いいつつ僅差ですし、実力を発揮すれば、やはりランビがきそうかな…。ライザチェクもトリノぐらい弾けてくれると上位に飛び込んできそうです。
 サンデュのSPが低いのはいつものことなんですが、ブレオベールの点が低いのが意外でした。着地でふらついたのも演技?と思ってしまうぐらい(笑)世界を作っていたのになあ。
 行ってきましたマリスタ。
 家を出るのが遅かったので、球場に着いたのは試合開始直前。そこで目に入った光景は当日券を求める超長蛇の列!!!!私たちはファンクラブ用の窓口で購入したので買えたのですが、一般窓口の人は買えなかったかも……。
 中に入ったものの内野自由席はほぼ満席。レフト側の一番上の席にようやく座ることができました。これだけ高い場所は初めて。球場の外のキラキラ光る海が見えました♪
 試合は俊介が1回に2点を奪われましたが、必ず逆転してくれると強く信じられる今のロッテの勢いと強さ。
 中盤に1点ずつをとって同点。そして、ベニーがヒットで出塁。サブローの打席で谷繁が補逸。昨日も谷繁は補逸から得点されてますから、中日としては嫌な感じだろうなあと思っていたら、なんとベニーが盗塁!!以前、セフティバンドしたフランコといい小技も使う外国人助っ人は頼もしいv見ていて楽しいしねvサブローがきっちり外野フライで3点目を入れて逆転。犠牲フライ3本かあ。
 速いテンポで試合は進み、あっというまに最終回。3時半にはゲームセット?と思ったのですが、小林雅が2塁打を打たれてしまい……やはり始まったコバマサ劇場。そこで告げられた代打はバンドの世界記録ホルダー川合!ぎゃー!確実にランナーは3塁に進んでしまうと思ったのですが、初球ファール。川合でもそういうことあるのね…とビックリしているうちに2球目はきっちりとバンドを決められました。そして、次のバッターは三振。ツーアウトで代打、立浪…中日ってば、なんでこう良いバッターを温存しておくかなあ(><)立浪くん、PLのころからファンだけど、まだまだ頑張って欲しいけど、お願い今日だけは打たないで〜と祈りましたよ(^^;)。祈りが通じたかレフトフライでゲームセット。9回表だけでドッと疲れが……。
 去年に続いて交流戦の観戦をしたのですが、やっぱり良いですね〜♪
 千葉テレビでロッテ戦、BSで阪神戦の中継。どちらを見ればいいんだ〜と悩んでいたのですが、阪神戦は雨で中止。落ち着いてロッテ戦を見れました。
 4回に里崎のタイムリーで1点を先取して、中日の連続無失点イニングの球団新記録を阻止。そのあと、崩れなかった中日の山本昌はさすが〜(感嘆)。
 快投していた小林宏之が完投を目前に降板。7連投の小林雅はタイムリーを打たれ同点。宏之の勝利も消えてしまったぁ(涙)。ここはなんとか同点でしのぎ、九回の裏の攻撃へ……このとき、スタンドから「どんなときも俺たちがついてるぜ〜♪」と大合唱が聞こえてきました。いつもは勝利のあとに歌うんですけど、こんなときだからこそ伝えたい応援歌。ちょっと身震いしちゃいました。
 西岡、内野安打で出塁。バッター今江でエンドランのサインが出ていたようなのですが、中日バッテリーが一球外し、西岡は一塁ストップ。今江も慌ててバットを止めて「おっとっとっと」という感じで肩にバットを担いでいたのが笑えました(ヒーローインタビューで「サインが出てたのに西岡言うこときかないから(笑)」と言っていましたね)。そのあとバンドの構え→レフトへのタイムリー!!!西岡生還でサヨナラ勝ちv今江は手荒い祝福を受けてグランドに転がってました(^^)
 5連敗のあとボビーの言葉どおり勝ちつづけているロッテ。抑えの小林雅が4勝目!?自称「世界一の演出家」だけあるよ(苦笑)。
 今日からセ・パ交流戦がスタート。
 いきなり去年の日本シリーズの再現です。
 いつもはロッテの応援ですが、無意識のうちに阪神を応援してしまいます。やっぱり4タテは悔しかったんだものッ(←第7戦を見に行く予定だった)。
 阪神の選手は昔のユニフォームで登場。交流戦を盛り上げるための企画のようですが嬉しい♪
 ダンナが「(阪神が)弱かったころの?」などというので「強かったころの!」と。あれは掛布が着てたやつだよなあ。弱くなったのは85年優勝のあと。それまではそこそこ強かったんだから(優勝はできなかったけど…)。
 試合はいきなり塀内エラーのあと、塀内とベニーが交錯。阪神が先制した喜びよりベニーのほうが心配で。打ったシーツも心配していたようです(さすがダンディーシーツ)
 後半ロッテの打線も久しぶりに繋がったのですが、満塁のチャンスを生かせず。う〜ん。西岡の復調が収穫かな。7回にダメ押しの3点は痛かった。阪神としては怪我をしている金本の進塁打が得点に結びついて胸がいっぱい。今岡が3塁にまで必死に走ったわけです。ベンチに帰ってから金本にお礼を言ったそうでv
 なにがビックリって今日も快投の藤川の三振数。これで上原を抜いて5位です。上位は川上、黒田、パウエル、三浦……各球団のエース格と並んでます。中継ぎなのに。登板回数は半分以下でだもんなあ。凄すぎ。
レオの尻尾が見えてきた!
 今シーズン、マリスタ初観戦vファンクラブの内野引換券を使ってきました。
 早めに家を出たのですが、スタジアムに着いたときにはすでに混雑しはじめていました。
 スタジアムの外では屋台が並び、野外ステージではスプラッシュ(マリーンズのチアリーダ)によるダンスなどで、すでにお祭モード。マスコットキャラのリーンちゃんと一緒に記念撮影をしてきました。今度はマジックを持っていってサインしてもらおうv
 試合が始まる前は半袖でもいいような暑さと陽射しだったのですが、だんだん曇ってきてマリスタ名物(?)8mの浜風が吹いて肌寒くなってきました。念願のバレンタイン弁当を食べながら、試合前の練習を眺めました。バッティング練習でも球速表示って出るんですね。初めて知りました。
 試合は序盤から7−1とマリーンズが大量リードしましたが、後半打たれて7−5と追い上げられたものの、なんとかかわして楽天に勝ちました。これで4連勝!西武とのゲーム差は1.5。明後日からのソフトバンク戦、ヒーローインタビューで西岡が言っていたように連勝を伸ばしていきたいですねv
 李の逆転サヨナラHR………。だ〜ああああッ。
 久保田は中日戦の疲れが残ってたわけではないんでしょうが(涙)。
 11回表に1点とられた福田に勝ちがつくのか。皮肉なもんです。
 こんな面白い試合のTV中継を途中でやめちゃうなんて勿体ないよね。

届いた〜vv

2006年4月12日 スポーツ
 マリーンズのユニフォームシャツが届きました。
 背中側の裾にはリーグ優勝、日本シリーズ、アジアカップ三冠のエンブレム付きです。
 娘々が「娘々のは〜?娘々もママみたいにしたい〜ッ」とわめいておりました。
 娘々はまだファンクラブ入れませんって(^^;)
 幕張のグッズショップにいってTシャツを買ってくるしかないようです。
 それにしても…勝てませんねえ(溜息)。
 甲子園にも春の足音が。
 WBCのあとのシャンパンかけのときに松坂くんが日テレのアナウンサーに「お前、なんでスーツ着てんの?」と話しかけていたのですが、そのアナウンサーは元PLのエース上重くんでした。甲子園で春夏と球史に残る死闘を演じた彼らの後輩たちも今回の選抜に出ています。
 注目は明日の横浜対履正社。強豪対初出場校なのですが、履正社は今回大会に出ている神港、PL、智弁和歌山を破って近畿大会を制しています。4日目の東海大相模対京都外大西も好カードですね〜。清峰や八重山商工も気になります。熱戦が楽しみv
 東京では開花宣言。今週末はお花見に行けるといいな。
 そして、WBCの初代王者は日本チーム!
 前半で点差をつけたとはいえ、川崎がエラーしたときに去年のプレーオフの初芝の内野安打のシーンが過ぎって嫌な予感がしたんです(あのときはロッテの応援をしていたのですが)。それからあっというまに1点差に詰め寄られ……。心臓がバクバクしてまともに見ていられなかったです(^^;)。でも、西岡をはじめ他の選手の川崎に対する気遣いがすごく良くって…。九回表に川崎がホームへ生還したときは涙腺ゆるみました。みんなの次の打者へ繋ごうという気持ちが伝わってきました。大塚もペトコ・パークで「あと1球」の大合唱を聞けて良かったですねv
 大きな夢に向かって心を一つに戦ったチーム・ジャパン。その彼らが今度はライバルとして火花を散らせます。開幕がとっても待ち遠しいです♪
 ロッテのファンクラブ「TEAM26」にダンナと一緒に入会手続きをしました。
 本当は昨日から受付だったのですが、今日は奇しくも26日なんですよね♪
 入会金は3500円なのですが、内野自由席の無料引換券1枚とユニフォームシャツが貰えます。すっごい御得感。その他にもチケット割引購入や会誌の送付などのサービスがあるので、ファンクラブ側が大丈夫なの?と心配にさえなってきます。

 先週からWBCの壮行試合、オープン戦が始まりました。
 今日はWBC日本代表対ロッテ戦。
 スタメンのオーダーを見て愕然。WBCのピッチャー俊介だし!今江も西岡も出てるし!ベンチには里崎も座ってるし!!
 ロッテの紅白戦というか、WBCに主力選手を出しているロッテ側は1.5軍じゃないですか(途中からは完全に2軍メンバー)。これも若手をバシバシ実戦で鍛えていくというバレンタイン采配なのでしょうか?中国戦ならまだしも、日本代表相手にそれをやるか。
 言っても詮無いことですが、こんなときに小坂がいてくれたら……と切実に思います。
 ロッテの先発は中継ぎ兼任のはずの小野。先発投手陣清水と小林もむこうなので他にいないのね。YFKも残っているのはマサだけだし(泣笑)。
 WBC日本、この戦力差で勝ってもどうなんでしょう……。
 トリノのフィギュアが全日程終了。
 荒川金メダル!コーエンやスルツカヤさえプレッシャーのためか転倒するなか、冷静に美を追求した姿に敬服。クワンのスパイラルも美しいけれど、彼女のも柔らかくて気品があって東洋人女性ならではの美しさを感じます。
 スルツカヤ…最後まで素敵な笑顔を見せてくれました。長野から8年、これほど美しくなるのかと目をみはる思いで(最初は伊藤みどりタイプだとおもっていたの ^^;)ずっと応援していました。ロシアで世界でトップとして走りつづけた凄さは忘れません。
 村主も大舞台で全力を出し切りましたね。演技後「足が動かない」と佐藤コーチに訴えていたのとインタビューでの感極まった様子に胸が熱くなりました。
 安藤にとってはほろ苦い五輪デビューとなりましたが、今シーズン第1戦のロシア大会での良い演技を見ているだけに残念。調整が難しかったかな…。転倒の悔しさと応援の拍手の温かさを忘れないでほしいと思います。
 今年ほど女子フィギュアに注目が集まった年はなくて、手のひらを返したような報道には色々と思いますが、まだ世界選手権もありますし、あまり過熱することのないことを祈ります。
  
 実は一番楽しみにしていたのはエキシビション!
 ウィアの「マイウェイ」とコストナーの「アヴェ・マリア」が綺麗でした。コーエンの生き生きとした滑りも良かったです。
 EXでしか見られない組み合わせや演技が毎回楽しみなのですが、今回はナフカ組のアンコールでなんとヴァイオリニスト登場。主にロシア選手の曲を担当しているハンガリーの方だそうです。ヴィヴァルディの「四季・冬」を演奏したあと、「ロミオとジュリエット」にのせてナフカ組が滑りましたv
 さらに凄かったのは、このあと大トリのプルシェンコ。いつものコミカルなEXではなく、シリアスにSPの「トスカ」生演奏ヴァージョン。情熱的な演奏と激しいステップがぴったりと合って鳥肌もの。演技中に投げキスのファンサービスを忘れないあたりはプルらしい(^^)。アンコールでは滑らかな滑りと情感をアピール。試合では技の連続で不消化気味だったんですが、今日ので満足しましたv
 素晴らしいステージだったんですが、あのヴァイオリニストさんの衣裳(前にプルと自分の名、後ろに五輪マーク)は、ジュベールの007以上のインパクト(苦笑)。
 フィナーレはプルシェンコが座長!?ここで3連続ジャンプを軽く決めるんだから参るよな〜。
 眼福vという満足感と終わっちゃうんだな〜という寂しさが入り混じりました。

ぽかぽか

2006年2月23日 スポーツ
 昨日、今日と春のような陽気。
 お散歩に出てもついつい足をのばしたくなります。
 娘々に邪魔されてなかなか見られなかった女子フィギュアのSPのビデオをようやく見ました。
 サーシャがトップ!スピード感は抜群でした。最後のスピンは溜息もの。
 スルツカヤと荒川はさすがに風格が違います。村主もミスなくてホッとしました。
 コストナーと安藤は連続ジャンプのミスが残念。曲もスローだから難しいですよね。アイドルにかかるプレッシャーは大変ですがフリーに期待です。
 エミリー・ヒューズのときのアナウンサーさんの発言が可笑しくって。「ジャンプを跳んだあとのこの顔!この顔です!!」確かにツッコミたくなるけどね〜(^^)フリーも注視してしまいそう。応援にきていたお姉さん、すっかり大人っぽくなっていました。
 ジャンプミスが続いたソコロア。メダル争いからは遠ざかってしまいましたが、素敵なロミオを見せてください。
 昔、柔道のヤワラちゃんが言っていた「ようやく初恋の人に会えたような」ものなんでしょうか(^^)。サーキュラーステップのときは「いや、もう凄いのは分かったから!」と思わず苦笑。高い得点を出すために技術を詰め込んであるのは分かるのですが、昔のように観客を楽しませる余裕の部分がないような感じで少し寂しく感じました。「ワンス・タイム〜」とか「カルメン」のころが好きだったなあ。彼にしか出せない軽妙さとか妖艶さがあって。エキシビに期待しましょう。
 表彰式で大泣きのランビール。彼本来のスピンが見られなかったのは残念ですけど、怪我を乗り越えての銀メダルですものね。
 そして、バトルが3位に入りましたよ!前半のジャンプのミスを取り返す美しいスケーティングにうっとり。表彰台で彼の笑顔が見れて嬉しかったですv
 実は一番印象に残ったのはライザチェクのときでして、SPでボロボロだった彼がフリーに全霊をかけて滑る姿に泣けてきました。守勢にまわって裏目に出たウィアとは対照的。アメリカ勢を見るとやっぱりSPとFRの両方を高レベルで持ってくるというのは難しいと痛感します。そう考えるとプルシェンコの精神力は流石というべきか。
 高橋くんはジャンプの失敗のあとも大崩することなくがんばったけど、ちょっと粗さがめだったかな〜。ジュベールと同じく判定の厳しさにも泣きましたね。
 ……正直言うと、長野やソルトレイクのときのほうがジャンプのレベル高かったし、選手の個性もはっきりしていたような。採点システムが難しくなったからかなあ、う〜ん(悩)。
 高橋くん、いきなり1番滑走ですよ!ジャンプの着地がヒヤヒヤでしたが、まずまずの滑り。唯一、プルシェンコの前に滑れた人だったというのは、ある意味僥倖だったかも(^^;)。エキゾチックな雰囲気は強い武器になるんではなかろうか、と今回の彼を見て思いました。
 そして、プルシェンコ。ロシア大会を見ていないので、今シーズンの彼の演技を見るのは今日が初めてだったのです。期待を裏切らぬどころか、それ以上の…余裕かつ美しいジャンプ、ステップは見ているこちらが息をするのが苦しくなるほどの濃密さでした。終わったあとは、ただ感嘆の溜息しか出ません。もう、氷上の神の領域にまでいってしまったんじゃなかろうか……。
 同じ組に大好きなバトルがいたのですが、ジャンプのミスが続いてしまいました(涙)。演技を終えたあと、小首をかしげて見せた仕草や笑顔が可愛くって(^^)
 プルシェンコが神ならウィアーは氷の上に舞い降りた天使。指先まで研ぎ澄まされた美しさにうっとりしました。
 ランビエールは力強い演技で順当に3位につけました。
 ジュベールのSPのプログラムは「007」…フランス人なのに英国諜報部っていいのか?そういえば昔、キャンデローロがロッキーの曲で星条旗の衣裳っていうのがありましたっけ。フランス人も自国文化が一番!というわけではないのね。
 サンデュのSPが低いのは予想どおり?難易度の高い連続ジャンプを決めて、そのあとボロボロというのが彼らしい。大逆転を起こす人なので独創的なフリーに期待。
 というわけで…SPを終えて順位は
1位 プルシェンコ(ロシア)
2位 ウィアー(アメリカ)
3位 ランビエール(スイス)
4位 ジュベール(フランス)
5位 高橋(日本)
6位 バトル(カナダ)
7位 サンデュ(カナダ)
と、なりました。
 プルシェンコとウィアーの差はなんと10点以上!
 5位の高橋くんですが、すぐ下には、SPではミスが目立ったけれど実力のあるカナダ勢がいますからね〜。高橋くんSPは1番、FRはラストに滑走というのも皮肉ですが、臆することなく素敵な演技をみせてください。

4年前の日記

2006年2月15日 スポーツ
 トリノの氷上の戦いはいよいよ熱くなってきました。
 日本勢の活躍が注目されるフィギュアの個人ですが、私としてはロシアの皇帝と女王、プルシェンコとスルツカヤがやはり気になります。
 長野のときのまだあどけなかった姿、ソルトレイクのとき熾烈な金メダル争いの末に敗れた姿、鮮明に覚えています。今度こそ念願の金メダルがとれるのか、そしてどんな素晴らしい演技で世界を魅了してくれるのか注目です。

 パソコンの中をいろいろ探していたら、4年前にソルトレイクのときの男子フィギュアを見ていたときの日記が出てきました……。
 読み返してみたら、あのときの興奮が蘇ってきました(苦笑)

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2月13日 銀盤の魔物

 フィギュア男子、まさかまさかの大波乱。
 ヤグディンは期待に違わぬ完璧な滑り。次に滑ったのは日本の本田。「なんで、よりによってヤグディンの次に…」と思いましたよ。
 会場中スタンディングオベレーションのあとじゃやりにくかろうと。 でも、逆に開き直れたのかもしれませんね。王者の風格を漂わせるヤグディンの次だから、本田の一生懸命な滑りは初々しささえ感じて好印象。無事、終えたときの笑顔ったら、こっちまで泣きそうでした。
 そして、次の組トップバッターだったプルシェンコ。最初の連続ジャンプで転倒。アナウンサーも思わす叫んでしまったように、とても珍しいというか、私は彼があんな風に転ぶところを初めて見ました。そのあと、失敗を忘れさせ観客を魅了した演技は流石です。完成度が高い内容だからこそ、もう一度連続ジャンプに挑戦すること(NHK杯のフリーのときのように)ができなかったというのは皮肉。
 夫は滑る前のプルシェンコを見て
夫「前は王子さまだったのに、今はナイトって感じだな」
私「そりゃ年もとるよ。髭もはえるし(笑)」
夫「ナイトじゃなくてキングにならないといけないんだけどな」
 騎士でなく王に…か。なんとなく納得してしまいました。

2月15日 氷上のキス

 ヤグディンが演技を終えたあと銀盤に接吻をしました。
 そのとき、ソルトレイクシティの男子フィギュアは幕を閉じました。
 終わってみれば、順当な結果。でも、見ごたえありましたね。
 まずは、エルドリッチ。かつての男子フィギュアは、かくも優雅であったと思い出させてくれる素晴らしい演技でした。もちろん、30代にして4回転に挑戦―――つねにトップを目指して走りつづけようとする心意気にも拍手。
 そして、エルドリッチと軽くタッチを交わして次に滑ったストイコ。リレハンメルと長野の銀メダリスト(日本人選手以上に見た目で損したよねぇ)。スピード感あふれるダイナミックな演技。4回転の扉を開き、現在のフィギュアを築いた彼もエルドリッチと同じく今シーズンで引退。決して最盛期の完成度はないけれど、滑り終えたときの彼の満足気な笑顔を見たら、ひとつの時代の終焉を感じ、涙が溢れ出てきました。
 本田4位は大健闘でしょう(本当にスケーティングきれいになったね!)。そして、ゲーブルの3位も。ゲーブルは地元というプレッシャーのなか、素敵な笑顔を振りまいてくれました。
 プルシェンコの息をもつかせぬ緊張感と演技力は凄かった。プログラムを変更したせいか、荒削りな部分はあったけれど、観客に魅せることを一番知っている人だと思う(たぶんプロとして一番金稼げる)。
 ヤグディンは、まさに<太陽王>。この人ほどゴールドメダルが似合う者はいないと思わせる堂々とした滑り。芸術点を見られないほどに泣いていたね。おめでとうv
 プルシェンコ、本当に悔しかったんだ。ゲーブルとは笑顔で握手を交わすくせに、ヤグディンのときは無表情。金メダル授与のときは彼だけ拍手してなかった。ヤな奴〜(笑)。でも、分かりやすくて、愛い奴め。二人の戦いはこの先も続くのでしょう。楽しみです。

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 ……と、このときは4年後のトリノまでロシア二人の激しい戦いが続くの思っていたのです。しかし、ヤグディンは怪我のため引退。プルシェンコの孤高の戦いが現在のトリノまで続けられたのです。
 楽しみにしていた冬の五輪が始まりました。
 開会式ではオノ・ヨーコさんが出てきてびっくりしました。イマジンの合唱、良かったです。ソルトレイクではなく、トリノで…というのが皮肉を感じたり。
 ノーマルヒルのジャンプを見ていたので、私が寝たのは午前3時すぎ。ダンナはそのまま女子のモーグルを見ていたそうです。おかげでカブトを見逃しました。美香お姉さん(←教育TV「ニャンちゅう」。デカレンのウメコちゃん)がゲストで出るというので楽しみにしていたのに!
 午後はショッピングセンター内のハンズへ行き、フライパンと土鍋と包丁を購入。店内はバレンタインセール真っ最中。半ばひやかしでゴディバに入ったら試食を勧められ、つい食べてしまった私と娘々。やっぱり美味しくって、バレンタイン用チョコを買ってしまいました。
 帰宅してからはフィギュアのペアを鑑賞。SPは強い中国勢とはいえ上位5組中3組が中国ペアとは凄い。怪我が心配だった申雪組も入っていましたし。井上組は五輪で世界初のスロートリプルアクセル成功!6位スタート。ロシア勢はリンクの上に出てくるだけで雰囲気が変わります。アンコールが起きていませんでした?トットリーナ組にいたっては二人の鼓動も同じではないかと思うほど溶け合った演技でした。
 これからビデオ撮り&寝不足の日々がしばらく続きそうです。

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