ぴかくん めをまわす
2007年2月20日 読書 コメント (4)
「あお すすめ」「き まて」「あか とまれ」のフレーズのくりかえしと長新太さんの信号のイラストが楽しい絵本です。車が好きな子ならなおさら楽しいかな。
”青で渡るときでも曲がる車に気をつけないといけない”
”黄色で渡ると渡りきれなくなってて、みんなに迷惑をかけちゃう”
そんな交通ルールをお話の中で自然と覚えることができます。
朝早くから夜遅くまで、日々動く社会の様子。たくさんの車や人で成り立っています。ルールが壊れると大変なことになっちゃいます。そんなことまで感じることができそう。
ぴかくんもみんなもご苦労さま(^^)
”青で渡るときでも曲がる車に気をつけないといけない”
”黄色で渡ると渡りきれなくなってて、みんなに迷惑をかけちゃう”
そんな交通ルールをお話の中で自然と覚えることができます。
朝早くから夜遅くまで、日々動く社会の様子。たくさんの車や人で成り立っています。ルールが壊れると大変なことになっちゃいます。そんなことまで感じることができそう。
ぴかくんもみんなもご苦労さま(^^)
保育園の園文庫。今までは帰りに親と一緒に借りていましたが、先週から日中に子供が好きな本を選んで借りるようになりました。
娘々が選んだのは、先週も今週も14ひきシリーズ。うちにも3冊あるんですけど……(うちにない本をちゃんと選んで借りてきました)。
ページをめくるたびに「とっくんどこ?(いちばん小さい)」「くんちゃんどこ?(リボンがついてる)」「ごうくんどこ?(帽子かぶってる)」と訊いてきます。この3人は区別つきやすいからまだ助かります。「さっちゃんどこ?」とか言い出したらどうしよう……。
昆虫や動物たちも気になるようで。小さな小さなテントウムシを見つけて喜んでいます。
山育ちの私はゼンマイもムカゴもなじみのものですが、ダンナは生えているのを実際に見たことはないそうです。娘々も本の中だけしか知らない世界。実家に帰ったときにでもみせてあげたいなあ。
保育園には14ひきシリーズのパズルがあります。表参道のクレヨンハウスに売っているのだとか。そちらも行きたいよ〜。
娘々が選んだのは、先週も今週も14ひきシリーズ。うちにも3冊あるんですけど……(うちにない本をちゃんと選んで借りてきました)。
ページをめくるたびに「とっくんどこ?(いちばん小さい)」「くんちゃんどこ?(リボンがついてる)」「ごうくんどこ?(帽子かぶってる)」と訊いてきます。この3人は区別つきやすいからまだ助かります。「さっちゃんどこ?」とか言い出したらどうしよう……。
昆虫や動物たちも気になるようで。小さな小さなテントウムシを見つけて喜んでいます。
山育ちの私はゼンマイもムカゴもなじみのものですが、ダンナは生えているのを実際に見たことはないそうです。娘々も本の中だけしか知らない世界。実家に帰ったときにでもみせてあげたいなあ。
保育園には14ひきシリーズのパズルがあります。表参道のクレヨンハウスに売っているのだとか。そちらも行きたいよ〜。
娘々が読みたがっていた「おばけのてんぷら」
てんぷらの材料を切っていたうさこちゃん。玉ねぎを切っていると涙が出てきて、思わずメガネをはずしてしまいました(そうそう、メガネのときって目にしみるのよね。コンタクトだとしみないのに…)。メガネは衣のなかにポチャン。おまけにつまみ食いにきたおばけまで衣のなかにボチャン!!!うさこちゃんのてんぷらはどうなるのか?と、まあ今回も楽しいお話です。
娘々はうさこちゃんやおばけと一緒に絵本の中のてんぷらをむしゃむしゃと食べたり、おばけが油の中に入れられそうになると「かわいそ〜」と言って、両手ですくって助けようとしたり。すっかり絵本の世界に入りこんでいました。
てんぷらの材料を切っていたうさこちゃん。玉ねぎを切っていると涙が出てきて、思わずメガネをはずしてしまいました(そうそう、メガネのときって目にしみるのよね。コンタクトだとしみないのに…)。メガネは衣のなかにポチャン。おまけにつまみ食いにきたおばけまで衣のなかにボチャン!!!うさこちゃんのてんぷらはどうなるのか?と、まあ今回も楽しいお話です。
娘々はうさこちゃんやおばけと一緒に絵本の中のてんぷらをむしゃむしゃと食べたり、おばけが油の中に入れられそうになると「かわいそ〜」と言って、両手ですくって助けようとしたり。すっかり絵本の世界に入りこんでいました。
コメントをみる |

保育園の園文庫で借りてきました。
むか〜しからある有名な絵本ですが、読むのは初めてでした。
メガネをかけることになったうさこは、ちょっぴり恥ずかしくって、ちょっぴり得意。でも、その大事なメガネを山の中に忘れてしまった。でも、山にはイタズラおばけが待っているぞ……。
読みながらページをめくるのがドキドキ。うさこの天然っぷりが可愛いくて楽しいですvちぎり絵のほんわか感がそれを増幅させてくれます。
最近、マイメロにはまっている私は(サンリオ系にはハマるまいと思っていたのに…)、またしても脱力系ウサギにやられてしまった感じ。おばけはクロミちゃんね……。
この本ってシリーズになっているみたいで、娘々が「てんぷら、てんぷら!」というので、次は「おばけのてんぷら」を借りてきましょう。
むか〜しからある有名な絵本ですが、読むのは初めてでした。
メガネをかけることになったうさこは、ちょっぴり恥ずかしくって、ちょっぴり得意。でも、その大事なメガネを山の中に忘れてしまった。でも、山にはイタズラおばけが待っているぞ……。
読みながらページをめくるのがドキドキ。うさこの天然っぷりが可愛いくて楽しいですvちぎり絵のほんわか感がそれを増幅させてくれます。
最近、マイメロにはまっている私は(サンリオ系にはハマるまいと思っていたのに…)、またしても脱力系ウサギにやられてしまった感じ。おばけはクロミちゃんね……。
この本ってシリーズになっているみたいで、娘々が「てんぷら、てんぷら!」というので、次は「おばけのてんぷら」を借りてきましょう。
火村シリーズ4年ぶりの長編ですv発売日は22日と聞いていたのですが、20日に「ひょっとして出てるかも…」と覗いた本屋に平積みされてました♪♪♪
表紙の装画は大路さんv「絶叫城〜」のときのことがあるので思わず横にして眺めてみたり……。読み終えてから眺めると「Nevermore」の言葉が胸に刺さります。
以下、ネタばれ感想。犯人名は伏せておきますが…。
外界からの連絡を絶たれた孤島。学生編ではおなじみのクローズド・サークルものですが、火村シリーズでは初めて。島に闖入した火村とアリスが部外者として敵視される展開にドキドキ。トリックよりは犯人当てに目がいきます。いつもは一気に読了してしまうのですが、眠気に負けて2日に分けて読みました。その分、犯人については色々と推理したのですが…今回も外してしまいました(^^;)
クローン技術、カリスマ起業家、オタク、ネット株取引、現代の事象に鋭い視線を向けつつ、最後の包み込むような優しく切ない読後感は有栖川ワールドならではの魅力。
火村は言います。「過度に合理的・論理的であろうとすることは、狂気に至る道」「衝動的であることもまた地獄」だと。
完成された美しい世界を乱す者を赦さず、排除しようとする。それは他者からは理解できなくとも犯人の中では極めて合理的な結論なのかも……。
頬を緩ませる火村とアリスのかけあいも随所に盛り込まれていて、長編万歳♪34歳のキャッチボールもいいけど、”温厚な私”に対して「断じて違う」という火村のツッコミに大爆笑。
今回、気に入ったのは藤井。人間くさい先生が火村とアリスのことを自分と同じように「苦しみをロジックで乗り越えようとする」タイプと評したのには唸りました。
さて、これから再読です(笑)。
表紙の装画は大路さんv「絶叫城〜」のときのことがあるので思わず横にして眺めてみたり……。読み終えてから眺めると「Nevermore」の言葉が胸に刺さります。
以下、ネタばれ感想。犯人名は伏せておきますが…。
外界からの連絡を絶たれた孤島。学生編ではおなじみのクローズド・サークルものですが、火村シリーズでは初めて。島に闖入した火村とアリスが部外者として敵視される展開にドキドキ。トリックよりは犯人当てに目がいきます。いつもは一気に読了してしまうのですが、眠気に負けて2日に分けて読みました。その分、犯人については色々と推理したのですが…今回も外してしまいました(^^;)
クローン技術、カリスマ起業家、オタク、ネット株取引、現代の事象に鋭い視線を向けつつ、最後の包み込むような優しく切ない読後感は有栖川ワールドならではの魅力。
火村は言います。「過度に合理的・論理的であろうとすることは、狂気に至る道」「衝動的であることもまた地獄」だと。
完成された美しい世界を乱す者を赦さず、排除しようとする。それは他者からは理解できなくとも犯人の中では極めて合理的な結論なのかも……。
頬を緩ませる火村とアリスのかけあいも随所に盛り込まれていて、長編万歳♪34歳のキャッチボールもいいけど、”温厚な私”に対して「断じて違う」という火村のツッコミに大爆笑。
今回、気に入ったのは藤井。人間くさい先生が火村とアリスのことを自分と同じように「苦しみをロジックで乗り越えようとする」タイプと評したのには唸りました。
さて、これから再読です(笑)。
絵本「たんたんぼうや」感想
2006年5月25日 読書 毎週木曜日は保育園で絵本を1冊借りることができます。
娘々が選んだ本は「たんたんぼうや」
帰り道に「おさるさんがね、こうするの〜」といって手を頭の上に。
家に帰って開いてみると、本当にそんなシーンがありました。
保育園で読んでもらったのを覚えていたみたいです。
知らないうちにお気に入りの本も増えてるんですね。
「きゃっきゃっ」「ぴょんぴょん」「あうぉーん」擬音語に合わせて娘々も跳ねたり欠伸をしたり動物の真似っこ。なるほど、これは楽しいねv
娘々が選んだ本は「たんたんぼうや」
帰り道に「おさるさんがね、こうするの〜」といって手を頭の上に。
家に帰って開いてみると、本当にそんなシーンがありました。
保育園で読んでもらったのを覚えていたみたいです。
知らないうちにお気に入りの本も増えてるんですね。
「きゃっきゃっ」「ぴょんぴょん」「あうぉーん」擬音語に合わせて娘々も跳ねたり欠伸をしたり動物の真似っこ。なるほど、これは楽しいねv
コメントをみる |

学生アリスの第1作コミック版です。
表紙の江神さんとアリスにドキドキしながら買いました。
予告編の新歓シーン。はるか昔、自分が入学手続きに行ったときに、援団の人に抱えれて部室にラチられそうになったのを思い出しましたよ(^^;)
江神さんがvモチさんがv信長さ〜んvと、EMCメンバーが揃ったまでは良かったんですが、そのあとドッとふえる登場人物……。
原作を持っていて犯人が分かっているにも関わらず、頭の中が混乱。謎解きで、またまた混乱。え〜ん、お馬鹿だからロジック苦手なんだよ〜(「スイス時計〜」のときにも同じことを言ったような気がする)。小説を取り出して「読者への挑戦」以降を再読。
最後はやっぱりどうしようもなく切なくって、有栖川作品好きだ〜!と改めて思いました。火村のように胸を抉るような痛みではなく、江神さんのは胸に染み入るような哀しみ……。
マリアと志度さんが見たいなあ。マリアFANなので、実は理代が苦手だったんですけど、この漫画のちょっと寂しげな目の彼女は好きかも。
表紙の江神さんとアリスにドキドキしながら買いました。
予告編の新歓シーン。はるか昔、自分が入学手続きに行ったときに、援団の人に抱えれて部室にラチられそうになったのを思い出しましたよ(^^;)
江神さんがvモチさんがv信長さ〜んvと、EMCメンバーが揃ったまでは良かったんですが、そのあとドッとふえる登場人物……。
原作を持っていて犯人が分かっているにも関わらず、頭の中が混乱。謎解きで、またまた混乱。え〜ん、お馬鹿だからロジック苦手なんだよ〜(「スイス時計〜」のときにも同じことを言ったような気がする)。小説を取り出して「読者への挑戦」以降を再読。
最後はやっぱりどうしようもなく切なくって、有栖川作品好きだ〜!と改めて思いました。火村のように胸を抉るような痛みではなく、江神さんのは胸に染み入るような哀しみ……。
マリアと志度さんが見たいなあ。マリアFANなので、実は理代が苦手だったんですけど、この漫画のちょっと寂しげな目の彼女は好きかも。
「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (11)開戦編・前」感想
2006年1月9日 読書
シャアとガルマの士官学校時代の話を中心にモビルワーカーからモビルスーツへの転換、ギレンの扇動によるジオン独立運動の高まりが描かれています。
デギンが戦争を強く反対していたり、ガルマが思ったより努力家だったり…ザビ家の別の一面が見えました。デギンの言うとおりガルマは学者になっていればよかったのにね。生まれた時代が悪かったというか、出会った男が悪かった(苦笑)。
シャア「きみは自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか?」
悪魔の囁きですよ。
ある意味、ガンダムの歴史を創ったミノフスキー博士も出てきました。アムロの父ってミノフスキー博士の弟子だったんだ。歴史の歯車を感じます。
意外な人物といえば、ミネバちゃんのお母さまになる女性が出てきました。今回、一番カラ回っていたのはドズルでしたね〜。彼らしい力技のプロポーズですが(^^;)
昨晩は咳が止まらなくて、なかなか寝つけませんでした。
のどあめを舐めていたら、咳き込んで飴が喉の奥に入って窒息しそうになりました(涙目)。
朝、起きたら右肩が痛い。なんだかボロボロです。
デギンが戦争を強く反対していたり、ガルマが思ったより努力家だったり…ザビ家の別の一面が見えました。デギンの言うとおりガルマは学者になっていればよかったのにね。生まれた時代が悪かったというか、出会った男が悪かった(苦笑)。
シャア「きみは自分の手で歴史の歯車を回してみたくないのか?」
悪魔の囁きですよ。
ある意味、ガンダムの歴史を創ったミノフスキー博士も出てきました。アムロの父ってミノフスキー博士の弟子だったんだ。歴史の歯車を感じます。
意外な人物といえば、ミネバちゃんのお母さまになる女性が出てきました。今回、一番カラ回っていたのはドズルでしたね〜。彼らしい力技のプロポーズですが(^^;)
昨晩は咳が止まらなくて、なかなか寝つけませんでした。
のどあめを舐めていたら、咳き込んで飴が喉の奥に入って窒息しそうになりました(涙目)。
朝、起きたら右肩が痛い。なんだかボロボロです。
アニメ映画公開も間近に迫った「あらしのよるに」シリーズの7巻です。
涙を流しまくった怒涛の6巻の後日談。わりと冷静に読めました。
”いきることは、かわっていくこと”
失っていくものも多いけれど……。
カプたちヤギの仲間から見ればメイはガブと出会って変わったのかもしれない。
メイはガブと出会ったことによって仲間たちを失い、自分の命さえ失おうとした。それでも、メイはガブと「であってよかった」「であってしあわせだった」と言っていたのに。
そのメイの口から「あらしのよるにであわなければよかった」という言葉が出るとは……。
ひとりでいるときより、ふたりでいるときのほうがもっと辛いなんて切ない。
ところが、このメイの台詞をきっかけに、話はハッピーエンドにむかって急転直下(苦笑)。まあ、穏やかな最後にホッとしました。
枠にとらわれず、なにものでもなく生きるっていうのは難しい。でも、そうありたいと思います。
涙を流しまくった怒涛の6巻の後日談。わりと冷静に読めました。
”いきることは、かわっていくこと”
失っていくものも多いけれど……。
カプたちヤギの仲間から見ればメイはガブと出会って変わったのかもしれない。
メイはガブと出会ったことによって仲間たちを失い、自分の命さえ失おうとした。それでも、メイはガブと「であってよかった」「であってしあわせだった」と言っていたのに。
そのメイの口から「あらしのよるにであわなければよかった」という言葉が出るとは……。
ひとりでいるときより、ふたりでいるときのほうがもっと辛いなんて切ない。
ところが、このメイの台詞をきっかけに、話はハッピーエンドにむかって急転直下(苦笑)。まあ、穏やかな最後にホッとしました。
枠にとらわれず、なにものでもなく生きるっていうのは難しい。でも、そうありたいと思います。
「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (10)」ネタばれ感想
2005年9月8日 読書
表紙を見て「キャスバル兄さ〜ん!」と叫ぶセイラの声が耳に蘇りました。
この別れのシーンはテキサス・コロニーだったんですね。そして、後の1年戦争のときにテキサス・コロニーで再会&別離。お母さんのお墓もテキサス・コロニーにあるんだ…と、しばし感慨。
地球へ亡命した二人ですが、住んだところがトレドのお城!?潜伏って感じじゃないですよね。
ザビ家の刺客に襲われた兄妹を助けてくれたのは、ミライさんのお父さま。まさか、こんな繋がりがあろうとは。アムロやミライさんもチラっと登場。前刊につづきランバ・ラルとハモンさんも出てきました。少女時代のおませなハモンさんが可愛いvいつのまにやら鬼婆…いえローゼルシアは亡くなっていて、アストライアも病没。これもサビ家による毒殺?
黒い三連星も登場!モビルスーツ創生期なんですね。三連星はラルに”兵隊やくざ”よばわりされていましたが(^^;)マッシュよりラルのほうが強いのが嬉しいv
そして、出ましたよ。シャア・アズナブル。もう、吃驚です。
シャアのマスクorサングラスは瞳の色を隠すためだったんですね。
キャスバルの冷酷さ全開です。キシリアとの騙しあいといった方が良いか……。
そして、次の標的ガルマとの再会(?)。次刊はシャアとガルマの士官学校時代の話となるようです。ジオンの士官学校はドズル校長ですよ(苦笑)。入学式に連邦のレビル将軍が招待されているのがなんとも……。その前で演説をぶるギレン。開戦まで、あと何年?
この別れのシーンはテキサス・コロニーだったんですね。そして、後の1年戦争のときにテキサス・コロニーで再会&別離。お母さんのお墓もテキサス・コロニーにあるんだ…と、しばし感慨。
地球へ亡命した二人ですが、住んだところがトレドのお城!?潜伏って感じじゃないですよね。
ザビ家の刺客に襲われた兄妹を助けてくれたのは、ミライさんのお父さま。まさか、こんな繋がりがあろうとは。アムロやミライさんもチラっと登場。前刊につづきランバ・ラルとハモンさんも出てきました。少女時代のおませなハモンさんが可愛いvいつのまにやら鬼婆…いえローゼルシアは亡くなっていて、アストライアも病没。これもサビ家による毒殺?
黒い三連星も登場!モビルスーツ創生期なんですね。三連星はラルに”兵隊やくざ”よばわりされていましたが(^^;)マッシュよりラルのほうが強いのが嬉しいv
そして、出ましたよ。シャア・アズナブル。もう、吃驚です。
シャアのマスクorサングラスは瞳の色を隠すためだったんですね。
キャスバルの冷酷さ全開です。キシリアとの騙しあいといった方が良いか……。
そして、次の標的ガルマとの再会(?)。次刊はシャアとガルマの士官学校時代の話となるようです。ジオンの士官学校はドズル校長ですよ(苦笑)。入学式に連邦のレビル将軍が招待されているのがなんとも……。その前で演説をぶるギレン。開戦まで、あと何年?
「ガンダム THE ORIGIN(9)」ネタばれ感想
2005年5月11日 読書
安彦さんが描いた幼少期のシャアとセイラの物語…ということで思わず買ってしまいました。
今回の前編では父の死から地球への脱出までが描かれています。
シャアとセイラを地球へ逃がしたのはランバ・ラルとハモンさんだったんですね〜。ワクワクしましたvハモンさんが連邦の軍服着てる〜ッ!敬礼姿はマチルダさんかと思いました。美人は何着ても似合いますv
セイラにチュッvとキスされて舞い上がっちゃうランバ・ラルが可愛い(^^)。のちに敵として再会してしまうことを思うと切ないですが……。ランバ・ラルにしてみれば必死で守った幼い命だったんだもの、撃てるわけないよねえ(溜息)。
ザビ家のキシリア姉さん…男前です。アニメで”キャスバル坊やと遊んだことがある”と言っていたと思うんですが、遊んだって…アレを指すんでしょか(怖)。シャアの記憶に残らないほどもっと幼いころに遊んだことがあるのかもしれませんけれど。怖いといえば、次兄のサスロを暗殺した犯人ってキシリア?ギレンはそれをしりつつ弟の死を利用したっていう感じでしょうか。色んな意味で楽しすぎるザビ家。
一番意外だったのはジオン・ズム・ダイクン。不幸にも志半ばで倒れた理想的な政治家というイメージだったのですが、今回の話では危ない宗教家といったほうが…(^^;)。自分の死も予期していたようですし、本当にザビ家の暗殺だったのかなあ。もし彼が生きていたとしても、ザビ家の独裁より良い世界を生みだしたのかどうか……薄ら寒い気がします。そして、その狂気にも似た血を受け継いだのがシャアなんですよねえ、う〜ん。
今回の前編では父の死から地球への脱出までが描かれています。
シャアとセイラを地球へ逃がしたのはランバ・ラルとハモンさんだったんですね〜。ワクワクしましたvハモンさんが連邦の軍服着てる〜ッ!敬礼姿はマチルダさんかと思いました。美人は何着ても似合いますv
セイラにチュッvとキスされて舞い上がっちゃうランバ・ラルが可愛い(^^)。のちに敵として再会してしまうことを思うと切ないですが……。ランバ・ラルにしてみれば必死で守った幼い命だったんだもの、撃てるわけないよねえ(溜息)。
ザビ家のキシリア姉さん…男前です。アニメで”キャスバル坊やと遊んだことがある”と言っていたと思うんですが、遊んだって…アレを指すんでしょか(怖)。シャアの記憶に残らないほどもっと幼いころに遊んだことがあるのかもしれませんけれど。怖いといえば、次兄のサスロを暗殺した犯人ってキシリア?ギレンはそれをしりつつ弟の死を利用したっていう感じでしょうか。色んな意味で楽しすぎるザビ家。
一番意外だったのはジオン・ズム・ダイクン。不幸にも志半ばで倒れた理想的な政治家というイメージだったのですが、今回の話では危ない宗教家といったほうが…(^^;)。自分の死も予期していたようですし、本当にザビ家の暗殺だったのかなあ。もし彼が生きていたとしても、ザビ家の独裁より良い世界を生みだしたのかどうか……薄ら寒い気がします。そして、その狂気にも似た血を受け継いだのがシャアなんですよねえ、う〜ん。
遅ればせながら図書館から「オール読物」を借りて、作家アリスの新作を読みました。
以下、ネタばれ感想。
猛暑だった今年ならではのトリック。ドライアイスが解けるにつれてじわじわと締まっていく首元の紐……めった刺しより残酷。
ゲーム感覚の窃盗が取り返しのつかない殺人に結びついていく。
しかも、その罪を他者のせいにして憚らない。
犯人の無責任さ加減に現代への皮相を感じます。
それにしてもアリスの空想力ってばもう…鮫やんの執事姿やハリセン持った姿を思い浮かべてしまいました(^^;)。
火村は相変わらず痛い台詞をさらっと言うわ、悪魔の囁き&仏の顔を使い分けるわ。ドキドキさせていただきました。煙草の吸いすぎはダメですよ…と、いいつつ火村に代わって謎解きをするアリスの姿に「おおっ、アシスタントしてる」と呟いてしまいました。タイトルになっている”長い影”にまつわる火村の述懐…なんて文学的なんでしょう。
雑誌だと挿絵が入るんですよね。森下くんを加えた3ショットの挿絵。視線を逸らして煙草をふかす火村と伏せ目でコーヒーを飲むアリスのまったりとした空気感が好きですv
以下、ネタばれ感想。
猛暑だった今年ならではのトリック。ドライアイスが解けるにつれてじわじわと締まっていく首元の紐……めった刺しより残酷。
ゲーム感覚の窃盗が取り返しのつかない殺人に結びついていく。
しかも、その罪を他者のせいにして憚らない。
犯人の無責任さ加減に現代への皮相を感じます。
それにしてもアリスの空想力ってばもう…鮫やんの執事姿やハリセン持った姿を思い浮かべてしまいました(^^;)。
火村は相変わらず痛い台詞をさらっと言うわ、悪魔の囁き&仏の顔を使い分けるわ。ドキドキさせていただきました。煙草の吸いすぎはダメですよ…と、いいつつ火村に代わって謎解きをするアリスの姿に「おおっ、アシスタントしてる」と呟いてしまいました。タイトルになっている”長い影”にまつわる火村の述懐…なんて文学的なんでしょう。
雑誌だと挿絵が入るんですよね。森下くんを加えた3ショットの挿絵。視線を逸らして煙草をふかす火村と伏せ目でコーヒーを飲むアリスのまったりとした空気感が好きですv
コメントをみる |

「その男」(池波正太郎・文春文庫)
2004年11月4日 読書 読了しました。面白かったです♪
伊庭八郎にしろ中村半次郎にしろ滅びゆく者なのですが、悲愴感よりも清しさの方が残りました。
伊庭さんの凛とした格好よさ、半次郎のえもいわれぬ愛嬌。二人とも素敵ですね〜v
そんな二人を見守る虎之助の温かい視線が心地よくて。
虎之助はモデルはいるけれど、実在の人物ではありません。でも、激動の時代を強く生き抜いた人間の確かな息遣いを感じることができます。
映画版には出てこなかったのですが、虎之助の後妻お歌さんも良い味を出しています。容姿の描写からか、私の脳内では山田邦子さんに変換されて読んでいました(^^;)
時代劇といえば、今週の金曜日から始まる「最後の忠臣蔵」。
この秋から冬は忠臣蔵ネタのドラマが多いですけれど、私の一番の期待はこれだったりします。
上川隆也さんと香川照之さん、演技の上手い二人の対決が楽しみだな…と。しかも、(おそらく敵役の)柳沢吉保が田村亮さんなのです(^^)
伊庭八郎にしろ中村半次郎にしろ滅びゆく者なのですが、悲愴感よりも清しさの方が残りました。
伊庭さんの凛とした格好よさ、半次郎のえもいわれぬ愛嬌。二人とも素敵ですね〜v
そんな二人を見守る虎之助の温かい視線が心地よくて。
虎之助はモデルはいるけれど、実在の人物ではありません。でも、激動の時代を強く生き抜いた人間の確かな息遣いを感じることができます。
映画版には出てこなかったのですが、虎之助の後妻お歌さんも良い味を出しています。容姿の描写からか、私の脳内では山田邦子さんに変換されて読んでいました(^^;)
時代劇といえば、今週の金曜日から始まる「最後の忠臣蔵」。
この秋から冬は忠臣蔵ネタのドラマが多いですけれど、私の一番の期待はこれだったりします。
上川隆也さんと香川照之さん、演技の上手い二人の対決が楽しみだな…と。しかも、(おそらく敵役の)柳沢吉保が田村亮さんなのです(^^)
コメントをみる |

ファイナル・ミッション
2004年8月2日 読書
ジョーカーシリーズの最終巻。
最初の作品から完結まで18年。
私が読み始めたのは15年ほど昔のこと。
まるで、古い友人が去っていくような寂しさを感じます。
最終話ということもあって、懐かしい顔ぶれも。
あとがきに道原さんが書かれていた裏設定が楽しいやら、驚くやら。
第1話ではTVドラマだった「特捜司法官」。最終話では映画化されていました。
ラストのリィンの姿は「ムーン・ファンタジー」のクレイと重なって切なくなりました。
「悪いおじさんに騙されて…」→飛騨氏のことでしょうか?(苦笑)
でも、今回は彼に感謝感謝vvv
最初の作品から完結まで18年。
私が読み始めたのは15年ほど昔のこと。
まるで、古い友人が去っていくような寂しさを感じます。
最終話ということもあって、懐かしい顔ぶれも。
あとがきに道原さんが書かれていた裏設定が楽しいやら、驚くやら。
第1話ではTVドラマだった「特捜司法官」。最終話では映画化されていました。
ラストのリィンの姿は「ムーン・ファンタジー」のクレイと重なって切なくなりました。
「悪いおじさんに騙されて…」→飛騨氏のことでしょうか?(苦笑)
でも、今回は彼に感謝感謝vvv
ISBN:4087831035 単行本 渋沢 幸子 集英社 1998/04 ¥1,680
「寵妃ロクセラーナ」読了。
トルコのオスマン朝を舞台にした小説は希少。
この小説を読めば、いかに魅力的な人物がいたか分かります。
ロクセラーナことハセキ・フッレムはオスマン朝を最盛期に導いた皇帝シュレイマン1世が最も愛した女性。
自分の息子を帝位につけるために、大宰相イブラヒム・パシャと第一皇子ムスタファを殺し……と、悪女の代名詞のようにも言われますが、オスマン・トルコには恐るべき掟が定められていました。
”皇帝が死んだら皇位継承者以外の皇子は即刻殺害すること”
息子の命を守るためには、皇帝にするしか道はないのです。
皇位継承争いを避けるためにはムスタファ以外の皇子を早々に殺すべきだったのかもしれません。
英明で偉大な皇帝と称えれられるシュレイマン1世でさえ、その決断は下せませんでした。
その脆い人間性もまた魅力ではあるのですが……。
殺伐とした人間関係のなか、シュレイマン1世とイブラヒム・パシャ、ムスタファ皇子とバヤジッド皇子の関係は哀しくも素敵だな、と思います。
「寵妃ロクセラーナ」読了。
トルコのオスマン朝を舞台にした小説は希少。
この小説を読めば、いかに魅力的な人物がいたか分かります。
ロクセラーナことハセキ・フッレムはオスマン朝を最盛期に導いた皇帝シュレイマン1世が最も愛した女性。
自分の息子を帝位につけるために、大宰相イブラヒム・パシャと第一皇子ムスタファを殺し……と、悪女の代名詞のようにも言われますが、オスマン・トルコには恐るべき掟が定められていました。
”皇帝が死んだら皇位継承者以外の皇子は即刻殺害すること”
息子の命を守るためには、皇帝にするしか道はないのです。
皇位継承争いを避けるためにはムスタファ以外の皇子を早々に殺すべきだったのかもしれません。
英明で偉大な皇帝と称えれられるシュレイマン1世でさえ、その決断は下せませんでした。
その脆い人間性もまた魅力ではあるのですが……。
殺伐とした人間関係のなか、シュレイマン1世とイブラヒム・パシャ、ムスタファ皇子とバヤジッド皇子の関係は哀しくも素敵だな、と思います。