いずみがもりのからすのパン屋さん。
 4人の子供が生まれ、仕事の合間に泣く子をあやしたり、おっぱいをあげたり…で、もう大変!
 暮らしは苦しいけど子供たちは元気に育ち、おやつに食べていた焼けすぎパンが子供たちの間で評判に……その口コミが広がり森中を巻き込んだ大騒動になってしまいます!!
 展開が楽しくて楽しくて、読んでいる口調がつい興奮してしまいます。いろんなパン、いろんな表情のカラスたちは見ていて厭きません。パン屋一家のマイナスをプラスに変えていく逞しさが素敵です。
 絵本袋を開けたとき、いつもと違うシリーズの本を借りてきたのかな?と思ったら、この本もだるまちゃんシリーズの作者加古里子さんでした。「どのパンが好き?」と娘々に訊いたら、ちゃんとだるまパンとてんぐパンを選んでいました(^^)

コメント