巧名が辻第31回「この世の悲しみ」感想
2006年8月6日 大河感想 秀吉の官位プレゼント作戦も不発に終わり、どうしても上洛しない家康。このままでは秀吉の関白としての面目も丸つぶれ。
一豊は織田長益とともに家康のもとへの使者として遣わされました。織田長益……信長の末弟ですね。茶人の有楽斎としての方が有名かな。東京の有楽町という地名は彼の名に由来しています。
一豊の言上に対し、家康は一枚の絵を取り出します。三方が原で信玄に大敗したときの有名な肖像画。逃げ帰った浜松城では門を開け放つという豪胆な行動をとりながら、この敗北を生涯魂に刻みこんだ家康。一敗地にまみれたとき、人の真価は問われるのかもしれません。
夫の出張中に起きた大地震により愛娘を失う千代。
原作とは異なり母としての悲しみを前面に出していましたね。
一人娘を持つ私の立場としては、やはり見るに辛いものがありました。
法秀尼の「私が代わればよかった」という言葉にも、老いた身が残り若い孫の命が失われなれた不条理さへの悲しみが深く心に沁みました。
一豊は織田長益とともに家康のもとへの使者として遣わされました。織田長益……信長の末弟ですね。茶人の有楽斎としての方が有名かな。東京の有楽町という地名は彼の名に由来しています。
一豊の言上に対し、家康は一枚の絵を取り出します。三方が原で信玄に大敗したときの有名な肖像画。逃げ帰った浜松城では門を開け放つという豪胆な行動をとりながら、この敗北を生涯魂に刻みこんだ家康。一敗地にまみれたとき、人の真価は問われるのかもしれません。
夫の出張中に起きた大地震により愛娘を失う千代。
原作とは異なり母としての悲しみを前面に出していましたね。
一人娘を持つ私の立場としては、やはり見るに辛いものがありました。
法秀尼の「私が代わればよかった」という言葉にも、老いた身が残り若い孫の命が失われなれた不条理さへの悲しみが深く心に沁みました。
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