功名が辻第18回「秀吉謀反」感想

　北国攻めから戻った秀吉は長浜城でバカ騒ぎすることで信長への勘気を解かそうとします。このドラマでは半兵衛の献策ってことになってました。「生きのびるための知恵」と語る半兵衛が良いです〜v
　悪名高き松永久秀が登場。渋いなあ。良い味を出しています。なにしろあの信長を三度裏切った男ですから。一筋縄ではいきません。戦国の権謀家としては宇喜多直家と並ぶでしょうね。久秀の三悪「将軍義輝暗殺・三好家への裏切り・大仏焼打ち」は信長が家康と久秀を対面させたときに言ったものだとか。上洛した信長にいったん従うものの謀反。名物の茶入れ「九十九髪茄子」を好事家の信長に献上することで許しを得ています。そして、最後は茶釜「平蜘蛛」と共に爆死。「わしと信長は似てる」と言っていましたが、その鮮烈さは確かに共通しているかも。
　信長、秀吉の手法にやりきれなさを感じつつ、戦場へ向かう一豊。戦場で迷いをみせたなら、そこに待っているのは死。千代とよねちゃんとの平穏な暮らしを守るためにも今は戦うしかありません。
　勝家は手取川の戦いで謙信にボロ負け。これから雪のシーズンになるので助かりました。秀吉が言っていたように近江まで謙信を引っ張り出し補給路を伸ばして戦っていたらどうなっていたのか。そんな歴史も見てみたかったな。
　秀吉はようやく中国攻めに出発。「中国を5年で平定」と言っていましたが、戦法は手間のかかるものばかり（＾＾；）
　官兵衛も出てきましたねv半兵衛と並ぶ軍才は、秀吉から「困ったときに官兵衛に相談するとたちまち解決する」「弟同然に思う」といわれたほどです。でも、二兵衛が並ぶ姿はこのカットだけかも（涙）
　来週は……半兵衛が（号泣）。
　村重がベンガルさんだ！（びっくり）。
　あの…松寿のエピソードはあるんでしょうか。