昔、柔道のヤワラちゃんが言っていた「ようやく初恋の人に会えたような」ものなんでしょうか(^^)。サーキュラーステップのときは「いや、もう凄いのは分かったから!」と思わず苦笑。高い得点を出すために技術を詰め込んであるのは分かるのですが、昔のように観客を楽しませる余裕の部分がないような感じで少し寂しく感じました。「ワンス・タイム〜」とか「カルメン」のころが好きだったなあ。彼にしか出せない軽妙さとか妖艶さがあって。エキシビに期待しましょう。
 表彰式で大泣きのランビール。彼本来のスピンが見られなかったのは残念ですけど、怪我を乗り越えての銀メダルですものね。
 そして、バトルが3位に入りましたよ!前半のジャンプのミスを取り返す美しいスケーティングにうっとり。表彰台で彼の笑顔が見れて嬉しかったですv
 実は一番印象に残ったのはライザチェクのときでして、SPでボロボロだった彼がフリーに全霊をかけて滑る姿に泣けてきました。守勢にまわって裏目に出たウィアとは対照的。アメリカ勢を見るとやっぱりSPとFRの両方を高レベルで持ってくるというのは難しいと痛感します。そう考えるとプルシェンコの精神力は流石というべきか。
 高橋くんはジャンプの失敗のあとも大崩することなくがんばったけど、ちょっと粗さがめだったかな〜。ジュベールと同じく判定の厳しさにも泣きましたね。
 ……正直言うと、長野やソルトレイクのときのほうがジャンプのレベル高かったし、選手の個性もはっきりしていたような。採点システムが難しくなったからかなあ、う〜ん(悩)。

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