今回のドラマで一番楽しみにしていたのは「鬼副長」だった土方さんが「箱館政府のお母さん」に転換した姿。初っ端から「乳飲み子が母を求める(←某錦絵にこんなコメントがついていた気が…)」図そのままでしたね…とくに魁さん(^^;)土方さんが死に場所を求めてるっていうことを側にいて一番肌でかんじていたからなんでしょうが。
 鉄、真っ直ぐな瞳が可愛い〜v相馬さん、あんまり出番なくて寂しかったです。
 回想シーンの試衛館のシーンは嬉しいやら切ないやら。「鵺」に関する土方さんと山南さんのやりとりはいかにもこの二人らしくって。伏線の使い方の上手さはさすが三谷さんですね。道場主であるがゆえにこの場にいない近藤さん。ただ仲良いだけの仲間ではいられない…寂しさと悲劇への予兆を感じました。
 斎藤さんの会津での離脱の理由は気になっていたんですが、土方さんの代わりに殿と近藤さんの墓を守るため…ですか、成程。一ちゃんは最後まで犬っぽかったねえ(^^)。殿は今年の大河で半兵衛として出演予定です。好演してくださいね。
 話を箱館政府に戻すと、大鳥さん喜怒哀楽激しくて吃驚したよ。土方さんを失った哀しみのあまり美術さんの力作であろうジオラマ壊しちゃった〜!!!
 愛之助さんの榎本さん良かったです〜。最初は戸惑いましたけど、べらんめぇ調で話し出したあたりから惚れました。官軍の総大将の首を取りにいく案をあっさり了承。黒田さんとはお友だちのはずですが…。北の大地で牧畜経営が夢か〜。そういえば会津の広沢さんも維新後は青森で牧場経営をしたんだよねえ。
 戦況は官軍の総攻撃が始まりました。函館山占拠、弁天台場の孤立、そして運命の一本木関門へと続きます。ようやくラストで局長のお顔が出てきましたよ。最後の「かっちゃん」って台詞は大河最終回の「歳…」に呼応してるんだろうなあ。
 1時間半でも見ごたえあったし、うまくまとめてあったと思います。どうせなら大河も最初から歳主役でやればよかったのに…(愚痴愚痴)。
 ちなみに裏番組も三谷さん脚本の「古畑任三郎」。総司も源さんも出ていました(苦笑)。

 前夜は深夜まで久々に桃鉄やりました。正月になるとしたくなるんだよね。昔は徹夜で遊んだものです。
 昼間は近所の神社へ初詣にいきました。お神楽は「みこ舞い」という題なのに神主さんが舞っていました(何故?)
 帰ってからはスターウォーズのEP3のDVDを観ました。この感想はまた後日。

コメント

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ももぷぅ
2006年1月4日21:06

リンクありがとうございます。これからよろしくお願いします。
私も楽しみにしてたのですが・・なんと見逃してしまいショック↓私は青森在住なのですが、下北の方に会津の方々の末裔が今でもいると聞きました。昔から五稜郭など函館に頻繁に行っているため、土方さんはなんだか身近な感じなのです(笑)その分、見逃した事が益々ショック大です(泣)
そういえば大河が入ってた頃、新撰組の本を読み漁っていたなあとふと思い出しました。

藤香
藤香
2006年1月8日15:24

こちらこそよろしくお願いします。
「土方歳三〜」再放送あるといいですね。
北海道へは一度も行ったことがないので羨ましいです〜!
戊辰戦争後、会津松平家は下北へ転封させられました。家臣たちも一緒に移住したのですが、大変な苦労をしたそうです。でも、希望を捨てずに大地に根づいていったんでしょうね。