妖怪大戦争(^^;)
 知盛、鬼一法眼、日本一の大天狗の三つ巴戦なんていかがでしょう。
 鎌倉殿と鼓判官。狸とキツネの化かしあい…というのもありましたなあ。
 行家叔父、トラブルメーカーだの疫病神だのいろいろ言いましたけど、こうして最期のときも近づくと感慨がわきます。
 思えばこの人が鞍馬に来たときから義経の源氏としての第一歩が始まり、終わりのときもまたともにあるんだな…と。
 吉野は学生のころ行ったのですが面白いところですよ〜。
 義経ばかりでなく大海人皇子、小角、西行、後醍醐天皇…色んな人々をその深い山懐に抱えているんですもの。
 義経や弁慶たちが隠れた塔にも入ったのですが、真っ暗な塔内にいきなり閉じ込められ、パニック状態のまま中をぐるぐると回るんです。あれは忘れられない思い出だわ(笑)
 静は最後まで落ち着いた風情が良かったと思います。変に情緒過多にならずに。
 結局、身ごもっていることは分からぬまま義経は分かれちゃうんだなあ…切ない。 

コメント