大姫「九郎の叔父上はいつお戻りじゃ?」
義高「義高は息災だと父上にお伝えくだされ」
……切ないよ〜〜。
 鎌倉を出立する前に、理を重んじる頼朝と情を重んじる義経の考え方の差が現われてしまいました。この兄弟の今後を示しているかのようにも思えます。
 平三だけが頼朝の心を黙って汲み取る存在。憎まれ役も手を汚すことも平然とこなす切れ者という感じv
 政子ちゃんもどんどん尼将軍化進行中。情よりも理…ゆえに歩まねばならない彼女の運命を思うと痛いなあ。
 一方、平家。義経が思うほど仲良しさんではないかも(^^;)。
 知盛に総大将役にさせられそうになった宗盛は維盛に押しつけ〜〜(笑)。
 小松の家を盛りかえしたい資盛の気持ちは分かるけど、いらん口添えを……。
 重衡の心配そうな眼差しがgood!
「通盛、経正、忠度、知度……」
 宗盛の口から平家一門の名前が次々と!!顔は出ないですけど、このまま一の谷ですか?(涙)
 維盛、通盛、経正、みな各家の長男。戦力より立場を重んじた人選ってことでしょうね。……というわけで平家方惨敗。
 維盛、水鳥の次は牛に負けました(哀)。
 火牛の計の元ネタ(?)はエンディングの旧跡紹介でも触れていましたが、中国の戦国時代の斉の田単が燕軍を破った起死回生の策略です(やり方は違うけど)。日本の戦国時代にも北条早雲が小田原城を攻め取るときに使ったといわれます。
 平家の軍勢四万のうち甲冑をつけて戻った武士はわずかに四、五騎と当時の日記にあるんですから、相当な負けっぷりだったようです。
 来週はとうとう都落ちの模様。屏風に火をつける宗盛の姿が痛たたた…。

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