先週の泰衡につづき、国衡、忠衡の心もしっかり掴んだ模様の義経サマ。
 なんと義経と義仲がバッタリ出会っちゃいました!貴方たち何処まで遠駆けにでかけてるの(^^;)
 義経ってば従兄殿に夢見ちゃっていますが、義仲にしてみればどうなんだろう……。
 義経の父義朝や長兄義平が義仲の父義賢を殺したわけですから。
 保元の乱といい源氏の複雑な家庭事情を新宮十郎叔父上は鞍馬で系図を見せたときにちゃんと説明したんだろうか(不安)。
 義仲は巴に浮気を責められているもよう。伊豆の兄上といい大変ですねえ。
 巴のあとからきた騎馬の二人は兼光・兼平兄上かしらv
 一方、安徳天皇の誕生に浮かれる平家。
 公達勢揃い…の場面。清盛の弟たちやっぱり出ない(涙)。
 時忠はこのころ検非違使別当だったのかな?
 「平家にあらずんば(殿上)人にあらず」ああ、もう言っちゃったよ。時忠は暴言癖があるのか、甥の高倉天皇が生まれたときにも「立太子だ!」とフライング発言をして解官させられています。
 ただ、上の有名な発言については、清盛の父忠盛が昇殿を許されたときに藤原家の公卿たちからさんざん馬鹿にされた過去を思えば、”俺たちはもう院や摂関家の飼い犬じゃない”という気持ちの裏返しなのかな…と思います。
 袖で口元を隠して公家笑いの宗盛。その横で豪快に食べている知盛。知盛も今回から直衣着用の勅許が出たようですね。兄弟の個性が出ていて楽しかったです。
 しかし、今回の主役は小松の兄上でしょう!!(断言)
 父親のことをここまで理解できる息子っているでしょうか。
 情の強い父が好きであり、不安であり。
 その父を守るために一身を投げ出す覚悟を決め。
 一筋の涙が切ないです
 深い…深いよ〜。この親子は。
 流罪となった成親に重盛が衣裳を送っていたとか、病床の重盛のもとを院が密かに見舞ったとか、「小松内府はいみじく心うるわしい」という評判だったとか…そういう史実もあるんですけど、大河の夜叉となった小松兄上も大好きでした。
 そして、最大の理解者である重盛を失ったあとの清盛パパが格好いいです! 
 院使に詰め寄る場面はゾクゾクしました♪
 言仁ちゃんに見せる柔らかい表情のギャップも良かったです。
 重盛の死で「目の上のたんこぶが取れた」と大はしゃぎな宗盛。
 ど、どうしよ〜。お馬鹿な子ほど可愛く見えてきたよ〜。
 時子ママ、喪中だと宗盛に説教するなら墨染めの法衣を着たほうが(笑)
 来週は以仁王の令旨が列島をかけめぐるよう。いよいよ治承・寿永の乱の烽火が上がります。 

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